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エリアの最大化

  

エリアを最大化してモニタ画面を広く使う

3DCG制作の作業を行っていると、モニタ画面を大きく使いたい場面が出てくると思います。 Blenderでは、エリアをいつでも最大化することができます。 最大化されたエリアはウィンドウを占有し、他のエリアは一時的に表示されなくなります。

なお、最大化には、

  1. 他のエリアを隠すだけの最大化
  2. 他のエリアを隠して自エリア内のツールバーやプルダウンメニューも隠す最大化

の2種類があります。

この記事では、3D Viewportを2通りの方法で最大化してみます。

1. 標準設定の初期画面レイアウト
1. 標準設定の初期画面レイアウト

上図のように標準設定の初期画面レイアウトではトップバーとステータスバーに加え、3D Viewport、Timeline、Outliner、Propertiesの4つのエディタが表示されます。 また、3D Viewportにはヘッダやツールバーが表示されています。

では、3D Viewportを最大化しましょう。 まずは、マウスカーソルを3D Viewport上に移動します

  
キーボードからのコマンド入力は、マウスカーソルのあるエリアに対して適用されます。 キーボードからコマンドを入力する場合は、対象のエリアにマウスカーソルがあることを確認しましょう。

マウスカーソルが3D Viewport上にあることを確認し、キーボードのCTRL + スペースキーを押します。

2. 3D Viewportが最大化される
2. 3D Viewportが最大化される

上図のように3D Viewportが最大化されます。 他の3つのエリア(Timeline、Outliner、Properties)は非表示になりましたが、3D Viewport内のヘッダやツールバーは表示されたままです

では、再度キーボードのCTRL + スペースキーを押してください。

3. 元に戻る
3. 元に戻る

上図のように元に戻ります。 では次に、自エリア内のツールバーやプルダウンメニューも隠す最大化を行ってみましょう。

マウスカーソルが3D Viewport上にあることを確認し、キーボードのCTRL + ALT + スペースキーを押します。

4. 3D Viewportが最大化される
4. 3D Viewportが最大化される

上図のように3D Viewportが最大化されます。 他の3つのエリア(Timeline、Outliner、Properties)が非表示になったことに加え、3D Viewport内のヘッダやツールバーも表示されなくなりました

では、再度キーボードのCTRL + ALT + スペースキーを押してください。

5. 元に戻る
5. 元に戻る

上図のように元に戻ります。

  
  

まとめ

各エリアは、いつでも最大化することができます。 最大化には、

  1. 他のエリアを隠すだけの最大化
  2. 他のエリアを隠して自エリア内のツールバーやプルダウンメニューも隠す最大化

の2種類があります。

操作/コマンド 説明
CTRL + スペースキー エリアを最大化する
※他のエリアが非表示になる
CTRL + ALT + スペースキー エリアを最大化する
※他のエリアが非表示になる
※自エリアのツールバーやプルダウンメニューも非表示になる
 
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